先生から母の状態・・・今後の状態・・・

説明がありました。

・腕からの点滴が出来なくなり首か太ももから栄養剤の点滴をする事

・胆管の詰りによる黄疸で抗癌剤投与を打ち切る事

・腎臓の機能低下で腹水が溜まり足がむくんでオシッコが出ない事

・痛み止めでモルヒネを切れる事無く使用している事

・膵臓に腫瘍がある事も母には言ってある事




え?・・・母、膵臓に腫瘍があるって知ってるのに私たちに言わないんだ (>_<)

もっとわがまま言っても良いし痛いって言っても良いのに・・・

看護婦さんにも 『大丈夫・・・』 と我慢ばかりです。

でも『気分はどうですか?』と聞かれると

『あのね・・・ボロボロの雑巾をやけたアスファルトに叩きつけた

その雑巾の気持ち』と言った。

看護婦さんは困っていたけど私は母の気持ちがわかった気がした。

母の隣の患者さんはバッチリお化粧して外出ばかりしてるのに

文句ばっかり・・・

私は 『うるさーいっ!!!』 と叫びたかった・・・




それから・・・余命の事・・・

早ければ一ヶ月・・・もって三ヶ月・・・

今の内に外出したい所があれば連れて行ってあげて下さい。

7月半ばには外出は難しくなるから・・・と

考えても頭の中は整理つかずです。

病室で母の顔を見て 『もう帰るね!また来るね』 と言うと

『ありがとう!何もかも助かった』 と言った。

帰りの車の中で思いっきり泣いた・・・泣いても泣いても

胸が苦しかった。